KICメールマガジン

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* 2010.3.2 発行 第51号 ******************

世界各地のみなさま、こんにちは。
KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。
KICならではの情報をお楽しみください。

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ぼんじゅ〜る!KICの森本幸恵です。先日、イギリス・ロンドンで
2日間にわたり立教150年記念金光教ヨーロッパ大会を開催しました。
内容は信心研修会や祭典を始め、吉備楽コンサートなど盛りだくさん。
詳しい報告はホームページにアップしていきますのでぜひご覧下さい!

それでは、春の陽気とともにKICメールマガジン51号をお届けし
ます。

■INDEX

【1】お知らせ&ニュース

◇立教150年記念金光教ヨーロッパ大会を開催◇

◇韓国金光教創立10年!◇

◇KICホームページ再開のお知らせ◇


【2】金光(きんひか)る道をたどって
「金光教バンクーバー教会」
ロデリック・竜三・橋本さん(カナダ・バンクーバー教会長)


【3】サプライズ異文化
「韓国下宿での出来事」
楠木信浩さん(KIC所員)

【4】Go Go Konglish!
「神の綱」


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【1】お知らせ&ニュース

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◇立教150年記念金光教ヨーロッパ大会を開催◇
イギリス・ロンドンでヨーロッパ大会を開催しました。一日目は信心
研修会、祭典、信奉者体験発表、懇談、二日目は吉備楽コンサートを行
いました。詳しくはコチラ↓↓↓
http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/

◇韓国金光教創立10年!◇
韓国金光教が創立して10年になりました。4月17日に創立10周
年記念祭をお仕えします。詳しくはコチラ↓↓↓
http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/

◇KICホームページ再開のお知らせ◇
KICホームページが再開しました。トップページのアドレスはその
ままですが、それ以下のアドレスが変わりましたので、お手数ですがご
確認をお願いいたします。
日本語:http://k-i-c.sakura.ne.jp/blog/jpn/index.php
英 語:http://k-i-c.sakura.ne.jp/blog/eng/index.php

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【2】金光(きんひか)る道をたどって
「金光教バンクーバー教会」
ロデリック・竜三・橋本さん(カナダ・バンクーバー教会長)

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カナダ西部における金光教の布教の歴史は、1926年に、バンクーバー
とウクルレットの2カ所で始まりました。両地の布教は、信徒によって
始められたことが特徴的です。彼らは、カナダという国に、金光教の礎
を築きました。そして、1966年、金光教バンクーバー教会が設立されま
した。
戦前の布教を、米国・シアトル教会の山田浅太郎師とサンフランシス
コ教会の福田美亮師が支えました。両師は、信徒に活力を与え、リーダ
ーを育てました。リーダーの幾人かは日本へ戻り金光教について学びま
した。バンクーバーとウクルレットの2つの信徒グループは、共に交流
し大祭を仕えるために、ウクルレットの信徒たちが丸一日かけてバンク
ーバーまで船で行ったこともありました。
1942年、日本と米国の間で戦争が始まり、全ての日系人は、強制収容
所へ移住させられました。戦後、ウクルレットの信徒たちはカナダ東部
のトロントに移住し、バンクーバーの信徒たちの多くはバンクーバーに
戻ったのです。
そして、私たち夫婦がサンフランシスコからやってくるまでの間、シ
アトル教会の松井文雄師と湯浅道廣師が、祭典を仕えるために毎月バン
クーバーを訪れ、信徒を支えてくださいました。私は、バンクーバーで
生活する最初の教会長となりました。
今、教会は日系社会の中に新たな根をおろしています。地域の祭りに
参加して、今川焼き・饅頭・寿司を売ったりしています。会社や家庭や
地域で儀式を行っています。地域の人々も、教会が助かる場所であるこ
とを知り、中には参っておかげをうける人もいます。私たちは、さまざ
まな宗教が集まるコミュニティの中で活動し、金光教の信心を理解して
もらっています。
金光教の信心は、ここ、バンクーバーで生き生きとしています。ここ、
バンクーバーに、親神様がいらっしゃるのです。(原文英語)

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【3】サプライズ異文化
「韓国下宿での出来事」
楠木信浩さん(KIC所員)

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私が韓国で下宿に滞在していた時の話です。その下宿は、三階建て、
トイレと風呂は共用、朝と夜の食事付きで、韓国人の社会人と大学生が
10人ぐらい住んでいました。下宿の食事には、ご飯とスープ、パンチャ
ンと呼ばれる、キムチや胡麻の葉、魚の煮付けなど6〜7種類の韓国のお
かずが、いつも並んでいました。そのどれもが美味しく、日本では、な
かなか味わえない楽しいスタイルの食事でした。そして、下宿には、食
事を作ったり掃除をしてくれるアジュンマ(おばさん)がいました。ア
ジュンマは、私が食事に行くと、いつもご飯とスープを装ってくれまし
た。下宿で食事する住人は、あまりいないようで、食堂に私とアジュン
マの二人になることがよくありました。私は韓国語を習い始めたばかり
で、アジュンマとコミュニケーションをとるために、食堂にはいつも電
子辞書とメモ帳を持って行きましたが、二人だとアジュンマが何を言っ
ているのか、分からないこともよくありました。
下宿に滞在して数日が過ぎたある日の夕食のことです。そこには、私
とアジュンマの他に、大学生の女の子がいました。その子とは、お互い
に片言の英語を使って、何とか会話することができていました。私が食
事を終えた時、アジュンマが私に何か話しかけてきました。何を言って
いるのかを、女の子に聞くと、「あら、あなた、魚の骨まで食べたの!」
とアジュンマが、私の皿を見て驚いているとのことでした。その女の子
も「まぁ、骨まで食べたの?」と目を丸くしていました。そして、私た
ち3人は顔を見合わせて笑いました。それからアジュンマが「あなたが、
いつもきれいにご飯を食べてくれるから、私は嬉しいわ」と言いました。
私は、その言葉を聞いて、韓国では食事を残すのを礼儀とする文化があ
ると聞いていたけど私のきれいに食べる習慣がアジュンマに喜んでもら
えて本当に良かった、と思いました。
この経験は私に、人と人は、お互いの心次第で文化の違いを超えた付
き合いができる、という驚きを与えてくれました。アジュンマに感謝で
す。

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【4】Go Go Konglish!
「神の綱」

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「神の綱が切れたというが、神は切らぬ。氏子から切るな」(金光教
祖御理解17)
You may think that the bond between yourself and Kami has been b
roken. However, Kami will never break the bond with you. Be sure
that you do not break the bond.
(和訳:あなたは、神と自分自身との間のきずなが切れてしまったと思
うかもしれない。しかしながら、神は、絶対にあなたとのきずなを切ら
ない。自分が切らないようにしなさい。)
「神の綱」とは、神様と人間のつながりをあらわす比喩です。そのた
め、「神の綱」は"the bond between yourself and Kami"(神様とあな
た自身との間のきずな)と解釈して翻訳してあります。

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■編集後記
ロンドンでの吉備楽コンサートの開演前、私は一人でも多くの人に来
てもらいたいと、祭服(金光教の儀式服)を着て榊を持って(コンサートで
祭典をお仕えしたので)、入り口で「プリーズ カム イン!」と呼びか
けていました。この格好は興味を引くだろうと思ったのです。しかし、
今考えてみると、金光教をよく知らない人はどう思ったのでしょう。も
しかしたら「木の枝を持ったあやしい人」に見えたのかも。。。若干の
不安を覚えますが、でも「ラブリー☆」と言われてちょっと嬉しかった
森本でした。
次の担当は高橋所員です。ご期待下さい。

■次回配信予定:2010年5月1日

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