KICメールマガジン
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【3】サプライズ異文化
「自分の意思は明確に」
久保田光盛さん(KICインターンシップ研修生)
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今から数年前、夏季休暇を利用してオーストラリアへ2週間短期留学しま
した。英語圏に行ったことのない私にとって、すべてが真新しく新鮮な2週
間でした。
飛行機の長旅を終え、オーストラリアの季節は日本と正反対の真冬。搭乗
前に用意した長袖シャツを着て、シドニー空港に到着しました。空港に着い
て、通学予定の語学学校が手配したハイヤーを待つこと十数分。背の高いス
キンヘッドの運転手マイケルが迎えに来ました。お互いの自己紹介をすませ、
マイケルは荷物を持ってくれ、車まで案内してくれました。この時、これか
ら車内で起こることを私は想像もしていませんでした。
車内で、マイケルは色々と私に質問をしてきました。「何故、オーストラ
リアを選んだの?」「何のためにオーストラリアに来たの?」などなど。現
地の会話のスピードに慣れていない私は、何度か「はぁ?」と言ってしまい
ました。すると、突然マイケルが怒った口調で、「どうして、自分の意見を
しっかりと言わないんだ。聞き取れないなら、聞き取れないと言いなさい。
『はぁ?』なんて言ってると、ビジネスじゃ通用しないよ!」と言われまし
た。オーストラリアに着いて早々、初対面の方の突然のアドバイスに驚き、
とまどいを隠せませんでした。少し落ち込みながらも、聞き取れなかった質
問に対して、「もう一度言ってくれませんか?」と言い直しました。その後
も、「Yes!」「No!」をはっきりと言うことも指摘してくれ、なんと「Yes!」
「No!」を言う練習までさせてくれたのです。車に揺られること約30分、シド
ニー郊外にあるホームステイに到着しました。マイケルは車のトランクから
私のスーツケースを取ると、「オーストラリアを楽しめよ。」と笑顔で言い
残し、車は去っていきました。
2週間の短期留学を今振り返ってみても、マイケルとのやり取りが一番印象
に残っています。自分の意思を明確に伝えるように叱咤激励して下さったマ
イケルに、心から感謝しています。
Thank you very much for your advice!
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【4】Go Go Konglish!
信心(の)辛抱
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「信心(の)辛抱」は、英訳教典では、“patience with practicing faith”
と訳されています。また、「辛抱」は“patience”、「辛抱する」は、
“to be patient”や“bear”をあてています。
教典の中で、教祖様は、辛抱を信心の大切な中身として説かれ、難儀の中
でも神に願い続け、辛抱していくうちにおかげがいただけると教えてくださ
っています。中でも“Patience is important at all times.(何事も辛抱が
肝心である)”で始まる、理解?津川治雄の伝え17には、“Having little p
atience won’t result in divine blessings.(辛抱が弱くてはおかげが受
けられない)”、“Divine blessings are bestowed through the patience
of practicing faith.(信心の辛抱でおかげが出るのである)”など、「辛抱」
という単語が、なんと9回も出てきます。
“There are few who gain happiness without patience.(辛抱をせずに幸
せを得た者は、あまりない)”との仰せのように、辛抱して幸せのおかげがい
ただけるよう、信心させていただきましょう。
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■編集後記
KICメールマガジン第42号、楽しんでいただけたでしょうか^^? 巻
頭言でも少しお伝えしましたが、“出逢い”というのは本当にミラクルな事
だと思います。空との出逢いもそうですが、私にとって、この国際センター
で研修させていただき、スタッフと出逢えたことも有難いミラクルです。そ
してそしてこのメールマガジンを読んでくださっている皆様方との出逢いも、
同じだと思います。そんな“ミラクルな出逢い”を大切に、これからもメー
ルマガジンをご愛読頂ければとても嬉しいです。
次回の担当は何と山田所長です!どうぞお楽しみに。
■次回配信予定:2009年1月初旬
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