KICメールマガジン

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    ** 2008.11.4 発行 第42号 *****************
   
    世界各地のみなさま、こんにちは。
    KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。
    KICならではの情報をお楽しみください。

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    みなさまこんにちは!(*^-^*)KIC研修生の上坂真理絵です。
   11月に入り肌寒い季節になりました。みなさまお身体の調子はいかがです
   か?私は寒さがあまり得意ではないのですが、秋冬特有の青く澄んだ空を見
   上げると、とても幸せな気持ちになります。
   空を見つつ思うことは、「この同じ空を見ることは二度とない」というこ
   とです。来年も“秋の空”には出逢えるでしょう。でも、この時、この場所、
   この瞬間に見る空は二度と訪れません。時の流れも、ヒトの出会いも同じだ
   と思います。二度とないこの一瞬一瞬を尊く思い大切にしたいと、改めて思
   わせてくれる秋の空でした。そして、そんな空を眺めつつ!残りわずかな研
   修期間も、元気いっぱい頑張りたいと思います(^_^)
     それではKICメールマガジン第42号をお送りいたしま〜す!!
   
     ■INDEX
       【1】ニュース
        
        ◇ヨーロッパ各地で集会を開催しました◇
 
        ◇韓国金光教で、共同墓地墓前祭が仕えられました◇
 
        ◇ポルトガル語の『天地は語る』が完成しました◇
 
        ◇世界平和を祈るつどい開催のご案内◇
         
         
       【2】金光(きんひか)る道をたどって
         「Ikigami Konko Daijin」
            森本幸恵さん(KIC職員)
    
       【3】サプライズ異文化
         「自分の意思は明確に」
           久保田光盛さん(KICインターンシップ研修生)
             
       【4】Go Go Konglish!
          信心(の)辛抱
          
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    【1】ニュース
   
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    ◇ヨーロッパ各地で集会を開催しました◇
   国際センターは9月26日から10月7日にかけて、ヨーロッパ出張を実施
   しました。
   詳細はこちらをご覧下さい↓↓
   http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/php/blog/index.php?ID=137
   
    ◇韓国金光教で、共同墓地墓前祭が仕えられました◇
   韓国金光教は、9月22日(月)、龍尾里(ヨンミリ)墓地にて墓前祭並
   び平和祈願祭を執行しました。
   続きはこちらをご覧下さい↓↓
   http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/php/blog/index.php?ID=132
   
    ◇ポルトガル語の『天地は語る』が完成しました◇
   詳細はこちらをご覧下さい↓↓
   http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/php/blog/index.php?ID=134
  
   
   ◇世界平和を祈るつどい開催のご案内◇
   金光教非戦・平和ネット 金光教平和活動センター主催で、「世界平和を
   祈るつどい」が、下記のように開催されます。国際センターも、このつどい
   に後援しています。是非ご参加下さい。
   
    とき:2008年12月14日(日)12時〜12時30分
    場所:金光教本部修徳殿講堂
   
     
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    【2】金光(きんひか)る道をたどって
         「Ikigami Konko Daijin」
           森本幸恵さん(KIC職員)
       
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    国際センターは毎年、ヨーロッパで集会を開催しています。今年は、ドイ
   ツとイギリスで祭典・教話・懇談を行い、吉備舞も奉納することができまし
   た。またフランスではミニ集会を開催しました。
    フランスミニ集会には、インターネットを通して金光教に興味を持ったフ
   ランス人が参加しました。私は、大学でフランス語専攻だったこともあり、
   フランス語で神徳賛詞をお唱えしました。そしてフランス人とフランス語で
   懇談しながら、あることをふと思い出しました。
    それは大学受験の際にいただいた教主金光様のお言葉です。希望の大学を
   3つとフランス語学科に入りたい旨をお届けすると、金光様は「お願いさせ
   ていただきます」と一言おっしゃいました。
    フランス人と共にお祭りをお仕えした後、このことをふと思い出した私は、
   一瞬、御本部の御結界にいるような気分になりました。そして金光様の「お
   願いさせていただきます」という言葉が胸に迫ってきました。というのも、
   あのお言葉が、大学合格のためだけのものとは思えなくなってきたのです。
   
    金光様の願いは、大学合格にとどまらず、今私がさせていただいているフ
   ランス語での御用にまでつながっているのではないか。そしてそれは、私と
   いう一人の人間を通し、多くの人々が助かって欲しいという願いだったので
   はないか。いつかこのお道がフランスにも、そして世界中にも広がって欲し
   いという願いをも包みこんでいたのではないか。
    私は、身につけたフランス語を御用に使っていただけたことが何ともあり
   がたかったので、勝手ながらそんなことを考え、身の震える思いがしました。
   
    教祖様がおっしゃられたように、今、世界中に金光大神ができ始めていま
   す。ドイツには金光教の教師が誕生しました。そしてイギリスでは、現地で
   このお道に出会った何人もの人々が、神様のおかげを実感し、周りの人にそ
   のおかげを伝えるという働きが生まれています。集会参加者の一人は「私は、
   御神米が大好きです。困っている人に御神米を送るとみんな助かっています」
   と嬉しそうに語っていました。
    金光る道は、とどまることなく、今もなお、先へ先へと続いています。
   

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    【3】サプライズ異文化
       「自分の意思は明確に」
         久保田光盛さん(KICインターンシップ研修生)
 
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    今から数年前、夏季休暇を利用してオーストラリアへ2週間短期留学しま
   した。英語圏に行ったことのない私にとって、すべてが真新しく新鮮な2週
   間でした。
    飛行機の長旅を終え、オーストラリアの季節は日本と正反対の真冬。搭乗
   前に用意した長袖シャツを着て、シドニー空港に到着しました。空港に着い
   て、通学予定の語学学校が手配したハイヤーを待つこと十数分。背の高いス
   キンヘッドの運転手マイケルが迎えに来ました。お互いの自己紹介をすませ、
   マイケルは荷物を持ってくれ、車まで案内してくれました。この時、これか
   ら車内で起こることを私は想像もしていませんでした。
    車内で、マイケルは色々と私に質問をしてきました。「何故、オーストラ
   リアを選んだの?」「何のためにオーストラリアに来たの?」などなど。現
   地の会話のスピードに慣れていない私は、何度か「はぁ?」と言ってしまい
   ました。すると、突然マイケルが怒った口調で、「どうして、自分の意見を
   しっかりと言わないんだ。聞き取れないなら、聞き取れないと言いなさい。
   『はぁ?』なんて言ってると、ビジネスじゃ通用しないよ!」と言われまし
   た。オーストラリアに着いて早々、初対面の方の突然のアドバイスに驚き、
   とまどいを隠せませんでした。少し落ち込みながらも、聞き取れなかった質
   問に対して、「もう一度言ってくれませんか?」と言い直しました。その後
   も、「Yes!」「No!」をはっきりと言うことも指摘してくれ、なんと「Yes!」
   「No!」を言う練習までさせてくれたのです。車に揺られること約30分、シド
   ニー郊外にあるホームステイに到着しました。マイケルは車のトランクから
   私のスーツケースを取ると、「オーストラリアを楽しめよ。」と笑顔で言い
   残し、車は去っていきました。
    2週間の短期留学を今振り返ってみても、マイケルとのやり取りが一番印象
   に残っています。自分の意思を明確に伝えるように叱咤激励して下さったマ
   イケルに、心から感謝しています。
   Thank you very much for your advice!
    

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    【4】Go Go Konglish!
      信心(の)辛抱 
   
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    「信心(の)辛抱」は、英訳教典では、“patience with practicing faith”
   と訳されています。また、「辛抱」は“patience”、「辛抱する」は、
   “to be patient”や“bear”をあてています。
    教典の中で、教祖様は、辛抱を信心の大切な中身として説かれ、難儀の中
   でも神に願い続け、辛抱していくうちにおかげがいただけると教えてくださ
   っています。中でも“Patience is important at all times.(何事も辛抱が
   肝心である)”で始まる、理解?津川治雄の伝え17には、“Having little p
   atience won’t result in divine blessings.(辛抱が弱くてはおかげが受
   けられない)”、“Divine blessings are bestowed through the patience
   of practicing faith.(信心の辛抱でおかげが出るのである)”など、「辛抱」
   という単語が、なんと9回も出てきます。
    “There are few who gain happiness without patience.(辛抱をせずに幸
   せを得た者は、あまりない)”との仰せのように、辛抱して幸せのおかげがい
   ただけるよう、信心させていただきましょう。
   

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      ■編集後記
    KICメールマガジン第42号、楽しんでいただけたでしょうか^^? 巻
   頭言でも少しお伝えしましたが、“出逢い”というのは本当にミラクルな事
   だと思います。空との出逢いもそうですが、私にとって、この国際センター
   で研修させていただき、スタッフと出逢えたことも有難いミラクルです。そ
   してそしてこのメールマガジンを読んでくださっている皆様方との出逢いも、
   同じだと思います。そんな“ミラクルな出逢い”を大切に、これからもメー
   ルマガジンをご愛読頂ければとても嬉しいです。
    次回の担当は何と山田所長です!どうぞお楽しみに。
   
      ■次回配信予定:2009年1月初旬
      
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