KICメールマガジン

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   ** 2008.9.1 発行 第41号 *****************

   世界各地のみなさま、こんにちは。
   KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。
   KICならではの情報をお楽しみください。

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    KIC研修生の久保田光盛です。
    東京暮らしを始めて、3ヶ月が経ちました。
    東京へ来てびっくりしたことがあります。それは、僕の実家の広島にくら
   べて、いい風が吹いていることです。洗濯物も風のおかげですぐに乾き、
   エアコンもほとんどつけることなく夏が過ごせたことが、とてもありがた
   いです。東京の心地よい風に吹かれながら、残りの研修期間を精一杯努め
   ていきたいです。
    それではKICメールマガジン第41号をお送りいたします。
   
   ■INDEX

      【1】ニュース
        ◇韓国の青年信徒が本部研修◇
        ◇韓国からの信奉者、少年少女全国大会に参加◇
      ◇金光教パラグアイ集会開催◇
        ◇ヨーロッパでの集会開催のお知らせ◇
   
      【2】金光(きんひか)る道をたどって
        「金光大神への新しい道」
         高橋善次・トッドさん(ハワイ ホノルル教会在籍教師)
   
      【3】サプライズ異文化
        「ケコギ(犬肉)」
          塚本栄子さん(韓国在住)
          
      【4】Go Go Konglish!
         時節
   
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   【1】ニュース

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   ◇韓国の青年信徒が本部研修◇
    韓国金光教のさらなる発展を願い、韓国人信奉者、パクミョンジュンさ
   んの本部研修が、7月29日から8月11日まで行われました。パクさんは、
   教主金光様の取次を頂きながら、金光教学院で学院生と寝食を共にして研
   修しました。そして「教祖」や「教義」についての講義を受け、少年少女
   全国大会にスタッフとして参加しました。
   
   ◇韓国からの信奉者、少年少女全国大会に参加◇
    8月9日、10日、霊地で行われた第61回少年少女全国大会で、韓国金光教
   の信奉者が、韓国伝統音楽の「農楽」を演奏しました。彼らは、この日の
   パレードに参加するために練習を重ねてきました。本番では、韓国の伝統
   的な衣装を身にまとい、太鼓やラッパなど6種類の楽器を使い、軽快なス
   テップで舞いながら、霊地に賑やかな音色を響かせました。その華やかな
   演奏に周囲の観客からは、熱い声援が送られ、大変な盛り上がりを見せま
   した。
   
   ◇金光教パラグアイ集会開催◇
    南米パラグアイで布教活動を進めている、金光教アスンシオン活動セン
   ターは、6月23日(日)に、現地教師の前原弘道氏の農場で金光教パラ
   グアイ集会を開催しました。参加者は、56名でした。
   
   ◇ヨーロッパでの集会開催のお知らせ◇
    海外在住信奉者のネットワーク作りを進め、拠点設置を目指し、今年も
   ヨーロッパでの集会を以下のように開催します。

   ○ドイツ集会○
   9月27日(土) 世界平和の祈り
    28日(日) 信奉者研修会、祭典・吉備舞・教話・懇談会
   
   ○イギリス集会○
   10月5日(日) 信奉者研修会、祭典・吉備舞・教話・懇談会
   
   どなたの参加も大歓迎です。ヨーロッパ在住の方、ぜひ、ご参加下さい。
   
   詳細はホームページへGO!
   
   国際センターホームページはこちら↓↓↓
   http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/php/blog/index.php
   
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   【2】金光(きんひか)る道をたどって
     「金光大神への新しい道」
         高橋善次・トッドさん(ハワイ ホノルル教会在籍教師) 
   
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   “Facebook”は、インターネット上の素晴らしい国際的なコミュニティで
   す。私は、昔の友達や、会ったことのない親戚、以前の生徒たちや同僚を、
   Facebook上で見つけることができました。ある日、金光教のグループを探
   したのですが、Facebook には、北米区域の青年たちが作っている“Konko
    Youth Unite”というグループ一つしかないことに気がつきました。私は、
   調査を進め、他の宗教はFacebookに1つ以上のグループがあることを発見
   しました。それは、天理教、西本願寺、真如苑などです。私は、誰も「金
   光教」というグループを始めていないことにとてもがっかりしました。
    しかしながら、この失望は、私に何かをさせる起動力に変わりました。こ
   のようにして、金光教グループをスタートしました。主な目的は、(a)世界
   中にいる金光教の信奉者同士が、出会う場所を作ること、(b)世界中の人々
   が読むことができるように、オンライン上に金光教のみ教えを載せること、
   (c)様々なイベントを掲載して、誰もがそれに参加する機会を持てるように
   すること、(d)他の人々と、金光教の中で何が起きているかを分かちあうこ
   と、(e)未信奉者が、私たちの素晴らしい信仰を知る機会がもてるようにす
   ること、です。
    Facebookにサイトを作ったので、Facebookを使っている何百万人もの人々
   に金光教に触れてもらえるようになったのです。
    ”コンコウ”というのは、日本の名前だけではなくアフリカでも使われて
   いる名前であるらしいことは、とても興味深いです。アフリカにいる人が
   Facebookを読んで、金光教に興味を持ってくれるかも知れないなんて、誰
   が思うでしょうか。
    もし、あなたがFacebookのアカウントを持っていたら、私たちのコミュニ
   ティに是非、参加して下さい。もし掲載してほしいイベントやニュースが
   あったら、ここにメールして下さいね。
   tenchikanenokami@hotmail.com <mailto:tenchikanenokami@hotmail.com>
   
   マハロ!(ありがとう!)
   (原文英語)
   ※”Facebook”・・・SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のひ
   とつ。インターネット上で、友人を作ることができ、共通の関心に基づく
   コミュニティで交流できる。トッドさんは、金光教のコミュニティを作り、
   多くの人の参加を呼びかけている。
   http://ja.facebook.com/
   
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   【3】サプライズ異文化
     「ケコギ(犬肉)」
      塚本栄子さん(韓国在住)
   
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    ヨロブン アニョハセヨ!(皆さん、こんにちは)
   先日、ニュースを見ていたら、
   『北京の食品当局、五輪開催中の犬肉料理を禁止』
   という見出しを見つけました。とても気になり読んでみると、「8月の北
   京五輪と9月の北京パラリンピックの開催期間中、メニューから犬肉を外
   すよう、北京市内のレストランやホテルに命じた」ということでした。
   皆さんは、この記事を読んでどう感じられますか?これと同じようなこと
   が20年前のソウルオリンピックでもあったそうです。当時もオリンピック
   前に禁止するよう命令があり、大通り沿いにあった犬肉を出すお店は路地
   裏に移されたそうです。
   韓国では犬肉を「ケコギ」と言い、有名な料理は「ポシンタン(補身湯)」
   と言います。名前の通り、出産や手術後などの人が栄養をとるために頂く
   もので、最近では美容にも良いというので頂く方もいらっしゃるそうです。
    夫はこのケコギ料理を何度か頂いたことがあり、「食感がイノシシ肉のよ
   うで美味しいよ」と聞いていたので、韓国にいる間に一度は頂いてみたい
   と思っていました。そして、その時は突然思いがけずにやってきたのです。
    普通、外国人が犬肉を頂く時は、犬だと知らずに頂く場合が多く、後で犬
   だと聞いて驚きつつも「美味しい」と言うのだそうです。しかし、私の場
   合は犬だと分かりながら頂いたので、とても複雑な心境でしたが、美味し
   く有難く頂きました。
    最初の記事に関してですが、正直、私自身も「犬を食べる韓国は野蛮」と
   思っていた一人です。しかし、日本に置き換えてみると、馬やイノシシ、
   鯨まで頂きますよね。そう考えると、それらを大切に保護したいと思う方
   々からすると、日本はやはり「野蛮な国」になります。
    先日、韓国の方とお話をしていて、この話題になりました。その女性の方
   は、オリンピックの時に諸外国からの批判を知り、犬を食べる韓国という
   国を恥ずかしく思い、自身も韓国人であることを恥じていたそうです。し
   かし今現在は「韓国の食文化」と受け取れるようになったということでし
   た。
    韓国人全員が食べているわけではなく、若い世代は食べたことが無い人の
   方が多いようです。この方もお肉が何色をしているかさえも知りませんで
   したから。
    国によって、言葉や文化、習慣が違うのは当然のことで、誰もが知ってい
   ることです。中国、韓国の場合、世界中に愛犬家が多いから、犬を食べる
   ことを問題としていますが、それを批判するのはその国の文化を否定して
   いることになるので、それは少し的はずれのような気がします。
   お互い文化の違いを理解しながら、どんな食物を頂くにしても、そこに、
   命を頂くという「感謝する気持ち」を持つことが大事だと私は思います。
   
   「食物はみな、人の命のために天地の神が造り与えてくださるものである」
   
   「何を飲むにも食べるにも、ありがたくいただく心を忘れるな」
   
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   【4】Go Go Konglish!
      時節
   
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    今回のテーマは「時節」です。
    教典の中で、この「時節」という言葉は、?「時候、季節、時機」?「
   時世」?「願いの成就の時」の三つの意味で使われています。最初の二つ
   は、一般的にも使われており、英語もなんとなく想像できそうですよね。
   しかし、三つ目の「願いの成就の時」は、少し想像がつきにくそうです。
   この「願いの成就の時」は英語でどのように訳されているのでしょうか。
    実は、「願いの成就の時」の意味で使われている「時節」は教典の中で
   一番多くでてきます。また、この場合、「時節を待つ」「時節に任せる」
   「時節が来る」 などの表現を用いて使われています。そして「時節を待つ」
   は、“Wait till it's time”や“Wait for the right time”で、また「
   時節に任せる」は、“Leave everything to time”と訳されています。
   願いがかなうまでの時間は、いたずらに流れ去るだけのものではなく、神
   の計らいのもとで熟し行く時間であり、願いが成就するために必要な時間
   です。つまり、「願いの成就の時」という意味をもつ「時節」とは、神の
   働きを得て、物事が成就する時機、あるいはそれに至る時の流れを意味し
   ています。
    そのような意味を含み込みながら、英語では「願いの成就の時」の「時
   節」を、『適切な時点、行動の好機』や『〜する時、〜するのにふさわし
   い時』の意味を持つ“it's time”や“right time”“time”と訳している
   のです。
   
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   ■編集後記
    今回のメルマガは、いかがでしたか?
    9月を迎え、朝晩に秋を感じる季節になりました。季節の変わり目は、
   なんだか切なくなります。夏の思い出を胸にしまい、気持ちも新たにご用
   に努めて参りたいと思います。
    ヨーロッパでの集会も近づいてきました。一つ一つの海外集会を通じて、一
   人でも多くの人に金光大神のお道が伝わることを願ってやみません。
   
   次回の担当は、研修生の上坂真理絵です。お楽しみに!!
   
   ■次回配信予定:2008年11月1日
   
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