KICメールマガジン

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   ** 2008.5.7 発行 第39号 ******************
      
    世界各地のみなさま、こんにちは。
    KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。
    KICならではの情報をお楽しみください。
      
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     こんにちは。KICの岡本寿美です。
    上野動物園のジャイアントパンダのリンリンが、4月30日にこの
   世を去りました。目の周りと耳が黒の愛くるしいパンダの風貌に、こ
   ころ癒された人はたくさんいることでしょう。
    ジャイアントパンダが日本にはじめてやってきたのは、1972年
   10月28日。日中の国交が正常化したことをうけて、カンカンとラ
   ンランの2頭が中国から贈られてきました。あれから35年、日本と
   中国の間には、未だに第二次世界大戦に関わる問題をはじめ、多くの
   課題が横たわっています。10年ぶりに、中国国家主席が来日しまし
   た。問題解決、友好関係の強化の成果が挙がることを願って止みませ
   ん。
    では、KICメールマガジン第39号をお届けします。
      
   ■INDEX
      
   【1】ニュース
   ◇韓国金光教創立8周年記念祭執行 KICスタッフが出張◇
      
   ◇ブラジル・リオデジャネイロ布教所担当者が来所◇
      
   ◇アナマリー・ミヒェルさん(ドイツ集会参加者)が来訪◇
      
   【2】金光(きんひか)る道をたどって
     「神様に縋って」
       康領俊(カンヨンジュン)師(韓国金光教本洞教会)
      
   【3】サプライズ異文化
     「自転車社会」
       安武リサさん(ハワイ出身・東京都在住)
      
   【4】Go Go Konglish!
      修行
      
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   【1】ニュース
      
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   ◇韓国金光教創立8周年記念祭執行 KICスタッフが出張◇
      
    国際センターは、4月16日から22日にかけて韓国出張を実施し、楠木
   書記が訪韓しました。
    続きはコチラ↓↓↓
    http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/php/blog/index.php
      
   ◇ブラジル・リオデジャネイロ布教所担当者が来所◇
      
    4月21日に、リオデジャネイロ布教所の大石正道氏が、KICを
   訪問しました。
    続きはコチラ↓↓↓
    http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/php/blog/index.php
     
   ◇アナマリー・ミヒェルさん(ドイツ集会参加者)が来訪◇
      
    ドイツ集会参加者のアナマリー・ミヒェルさんが来日し、御本部及
   びKICを訪問されました。
    続きはコチラ↓↓↓
    http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/php/blog/index.php
      
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   【2】金光(きんひか)る道をたどって
     「神様に縋って」
       康領俊(カンヨンジュン)師(韓国金光教本洞教会)
         
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   私の故郷は北朝鮮の平安北道雲山邑です。貧しい家庭でしたが、6〜
   8歳の時には書堂(漢文私塾)に通っていました。そして、休みの日
   にはキリスト教の教会へ参拝しました。初めは、お菓子や鉛筆を貰え
   ることが嬉しくて参っていましたが、そのおかげで幼い頃から信仰を
   持ち、神様に縋ってきました。
   第二次世界大戦中、私は中国の某株式会社で勤めていました。終戦後
   は中国から帰国し、ソウル大学に通いましたが、国内事変(朝鮮戦争)
   により休学してしまいました。休戦後、約15年間は中学校の教師と
   して勤めました。その後、現在の外国語学院を営むようになりました。
   このようにしてこられたのもすべて神様のおかげだと感じております。
   
   金光教との出会いは、今から15年前のことです。第二次大戦以前に
   朝鮮半島の西大門教会長として御用されていた李元珪(イウォンギュ)
   先生の消息をたずねて、来韓していた金光教の職員を、神様が私のと
   ころへお引き寄せになりました。私は通訳としてお手伝いしましたが、
   その時の私の心情は、見ず知らずの日本からの来訪者に対して、少し
   も怪しむ気持ちはなく、神様から寄越されたこととして心から有難く
   思いました(映画『韓日に光る道』2005年制作を参照。詳しくはKICま
   で)。
   その後、金光教の教えにふれたり先生方と交流していく中で、金光教
   に対する理解が深まり、韓国集会を責任をもって進められるようにな
   りました。集会当初は私の友人との親睦会を集会の日にするようにし
   て挙行しました。
   8年前から、ソウル市内にある韓国金光教で御用しておりましたが、
   いつかは自分で教会を開いて御用がしたいと思っていました。しかし、
   いざ教会を開設しようと思うと、勇気がなく、また資金もなく、実践
   が困難でした。そして、一昨年、神様が後押ししてくださり、経営し
   ていた外国語学院を改装し、韓国金光教の支部として韓国金光教本洞
   教会を開設することができました。現在は教会と学院を兼用していま
   す。
   教会設立当初は、内心とても心配でしたが、いつも神様にお縋りし、
   一生懸命御用してきた結果、今では信徒さんが増えてきて、広前が手
   狭になり、施設を改造せねばならなくなりました。神様に感謝してお
   ります。今後、本洞教会が、しっかりと神様に頼って、根気よく信心
   していければ、益々金光教の輪がこの朝鮮半島に拡がっていくと信じ
   ています。
   そのようなおかげが頂けるように、これから、より一層御用に励みた
   いです。
   皆さんのご来韓を心からお待ちしております。
    〒156-060 ソウル銅雀区本洞379-9
    韓国金光教本洞教会 康領俊(カンヨンジュン)
    TEL:82-2-814-7533
               
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   【3】サプライズ異文化
     「自転車社会」
       安武リサさん(ハワイ出身・東京都在住)
      
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    私が今住んでいる町には、人口より多い数の自転車があるらしい。
   この町だけでなく、アメリカ人の私から見て、日本全体で自転車に乗
   る人がかなり多いと思う。アメリカは車社会なので、会社、学校、ス
   ーパー、友達の家などに行くにはほとんどの人が車を使い、大都市部
   以外では自転車を利用する人は少ない。歩いている人や自転車に乗っ
   ている人を見かけるのは滅多にないことで、路上よりジムへ行った方
   が多分たくさん見つかると思う。
    話を戻すが、この町には自転車が半端なくたくさんあり、私が住ん
   でいる寮から駅へ行く道はかなり恐ろしい思いをする。アメリカでは、
   自転車は法律上、歩道ではなく自動車と同じ道路の脇を走り、自動車
   と同じルールを守らなければならない。しかし、日本では自転車のル
   ールが定まっていないか、あるいは、市民がそれを無視しているかで、
   自転車は歩道も車道も走っている。人が歩いていれば自転車が通れな
   いほど歩道が狭いせいでやむを得ないのかもしれないが、車と同じ左
   側通行に沿わない人が多く、衝突しないのが不思議でたまらない。
    このように混雑している道路を見て、「あ、あぶない!」と日々ハ
   ラハラしながら歩いているのは私だけだろうか。
      
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   【4】Go Go Konglish!
      修行
      
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    教典の中には、修行・行に関する教祖様と信者さんとのやりとりが
   登場します。例えば、福嶋儀兵衛師が教祖様に、どのような修行をし
   たら神様のみ心に沿うか、お伺いする場面があります。 教祖様は、世
   間一般でされている火や水の行、巡礼などをする代わりにと、こうお
   答えになります。
    “Think of your everyday work as practicing religious
austerities. Then, receive divine blessings.”(「毎日の家業を信
心の行と心得て勤め、おかげをうけるがよい」理解?福儀8-2)。ここで
は修行を “practice religious austerity”と訳しています。他にも
“faith training”“religious training”などがあります。家業は毎
日の生活の中で、すぐにできる信心の修行ですね。自分のだらけてしま
   いがちな毎日を、反省させられました。
      
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   ■編集後記
      
    今年度のインターンシップ研修が、今月12日からスタートします。
   教師育成機関をこの春に卒業した2名が、6ヶ月間の研修を受け、金
   光教の世界布教について学ぶことになります。
    近日中に、KICホームページで、研修生のメッセージを紹介しま
   す。また、メルマガのコーナーも受け持ってもらうことにしているの
   で、皆さん、どうぞお楽しみに。
    次回の担当は、高橋所員です。
      
   ■次回配信予定:2008年7月1日
      
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