KICメールマガジン

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   ** 2008.3.3 発行 第38号 *****************
   世界各地のみなさま、こんにちは。
   KIC(金光教国際センター)のメールマガジンをお届けします。
   KICならではの情報をお楽しみ下さい。
   
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    めんそ〜れ!KICの森本幸恵です。これは沖縄の方言で「いらっ
   しゃい」という意味です。
    先日、沖縄の戦没者遺骨収集奉仕に参加しました。沖縄は日本で唯
   一、地上戦が展開され、「鉄の暴風」と言われるほどの激しい艦砲射
   撃や空爆に曝された地です。そして信じられないことに、終戦から6
   3年経った今でも、戦争で亡くなった方々のご遺骨が発見されます。
   私は戦争を経験していません。戦争とはどんなものか知りません。し
   かし、この遺骨収集奉仕を通して、少しだけ戦争を知ることができま
   した。悲しい歴史を二度と繰り返してはいけないと、強く感じました。
    それでは、KICメールマガジン第38号をお届けいたします。
   
   ■INDEX
   
     【1】ニュース
        ◇岡成本部育成部長、韓国金光教を訪問◇
   
     【2】金光(きんひか)る道をたどって   
        「ニューヨーク集会開催」     
          岡本寿美さん (国際センター次長)
   
     【3】サプライズ異文化
        「アロハスピリッツ」
          中野信一郎さん (京都府在住)
   
     【4】Go Go Konglish!
         鬼門
   
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   【1】ニュース
   
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   ◇岡成本部育成部長、韓国金光教を訪問◇
    岡成敏正育成部長が1月17日から20日まで韓国に出張し、国際
   センター高橋真男所員が同行しました。
    続きはコチラ↓↓↓
    http://www.konkokyo.or.jp/eng/kic/php/blog/index.php
   
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   【2】金光(きんひか)る道をたどって
      「ニューヨーク集会開催」 
           岡本寿美さん (国際センター次長)
   
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    2月9日、10日に開催された金光教ニューヨーク集会に行ってき
   ました。1日目は、マンハッタンのカフェ(スターバックスコーヒー)
   で、出入り自由な懇談スタイル。そして、2日目は、祭典、教話、食
   事、そして懇談がセットになった、みっちり金光教漬けというスケジュ
   ール。
    スターバックスでは、決まったテーマがあるわけでもなく、コーヒ
   ーとクッキーを手に、飛び出す話題は、あっちにいったり、こっちに
   きたりと、自由自在。「どうしてニューヨークに来たの?」「仕事は
   どんなことをしているの?」「どんな勉強をしているの?」などなど。
   そうしたたわいのない会話から、「毎日、日本の教会に電話をかけて
   お取次いただいているの」という発言が飛び出して、最後はやはり信
   心の話に。刺激されます。
    2日目は、マンハッタンからバスで40分ほどのところにお住まい
   の方が、自宅を会場に提供してくださいました。リビングの暖炉の上
   に天地書附を掲げて、祭典を奉仕。サンフランシスコ教会のリチャー
   ド・グレンジ先生が、祭詞で、神様にお守りいただき、毎日生命をい
   ただいていることへのお礼、参加者の健康と発展、ニューヨーク集会
   の展開を祈願しました。そしてご自身の体験をもとに、「私たちの助
   かりのために、ひたすらお働きくださる神様を杖について、おかげを
   いただいていきましょう」と教話しました。
    今回、会場を提供してくださったTさんは、「数え切れないくらい
   の困難も、不思議なお繰り合わせの中で、乗り切ってこられた。つね
   に前向きな考え方でいられたのも、神様にお守りをいただけたからこ
   そ。しっかりご恩返しをしたい」と語り、そして「神様のご用に使っ
   ていただくと、心も家の空気も清らかになる」と仰っていたのが印象
   的でした。
    次回の集会は、6月21日、22日の予定です。楽しい出会い、気
   持ちのリフレッシュ、そして信心の研鑽になること請け合いです。ニュ
   ーヨーク周辺にお住まいの方々、ぜひお集まりください。
  集会についてのお問い合わせは
KonkoFaithNYC@gmail.comまで(日本語可)。
       
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   【3】サプライズ異文化    
      「アロハスピリッツ」 中野信一郎さん (京都府在住)
   
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    私は、走ることが特別好きというわけではないのだが、ハワイのホ
   ノルルマラソンには今まで数回参加したことがある。3万人近い参加
   者のうち、約6割が日本人であるこの大会の魅力はいったい何なのだ
   ろうか。ホノルルを目指し、日本を出国するこの民族大移動の光景は、
   世界中の人たちの眼には異様に映るかもしれない。
     ハワイには、"アロハスピリッツ "という言葉がある。この言葉の
   根底には優しさ、思いやり、喜びなどの意味があるらしい。ランナー
   たちは、苦しい中でも、自分を支えてくれている一つひとつの働きに
   気づき、励まされ、それが喜びとなり、達成感や安心感に満たされて
   いく。温暖な気候、そして時はゆっくりと流れる南国の楽園ハワイ。
   地元の人たちの気さくで大らかな、その温かさや優しさに包まれると、
   心癒される思いがする。
    そんな世界を、日本から遥か6000キロ離れた場所に求めている
   のだろう。
   
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   【4】Go Go Konglish!
         鬼門
   
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    一般に「鬼門」は、英語で"Demon's Gate"(鬼の出入り口)、"Tab
   oo Gate"(禁忌の扉)といいます。教典には「丑寅鬼門」ということ
   ばがしばしば出てきます。それを英訳教典では、悪い方角を意味する
   ことばとして訳すときは"ominous direction"(不吉な方角)、単に方
   角のみをいうときは"the northeast"(北東)、固有名詞の一部として
   用いる場合は"Ushitora Kimon"とローマ字を当てるなど、訳を変えて
   います。"People don't construct houses facing the northeast be
   cause they say it is the Demon's Gate. But if they pray to Kam
   i-Sama first, they can even build a hundred-unit longhouse in
   that direction."(「丑寅は鬼門であると言って建物を建てないが、
   神様にお願いして建てれば、丑寅にでも百間長屋さえ建てさしてやる」
   理解?石原銀造4-1)英語圏には日柄方角を忌む文化がないので、「鬼
   門」を英語に直訳するだけでは、その意味合いを伝えることは難しい
   です。異文化に伝えていくための苦労の跡が、英訳教典に表れていま
   す。  
   
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   ■編集後記
    私は今回沖縄で、いろいろな戦跡や資料館を巡り悲惨な歴史をたく
   さん学びました。沖縄は激しい戦争を経験した土地です。そしてそれ
   と同時に、戦後、独自の素晴らしい文化を守りながら一生懸命に復興
   してきた土地でもあります。次に訪れることがあれば、沖縄の伝統芸
   能や文化、そして新しく創り上げてきた現在の沖縄にも触れてみたい
   と思いました。
    次号の担当は岡本次長です。お楽しみに!!  
   
   ■次号配信予定:2008年5月1日
   
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